( 2013.12.18 )
● 中国で新型(H10N8型)鳥インフルエンザの死者確認!
中国の政府系メディアの「新華社」が18日報じたところによると、中国の江西省に住む73歳の女性が、新型鳥インフルエンザウイルスのH10N8型に感染して死亡した。
死亡した女性は同省の南昌出身で、生きた家禽類を売る市場に行ったことがあり、11月後半から病院で治療を受けていたが、12月6日に呼吸器不全で亡くなったという。
女性が感染していたのが、鳥インフルエンザのH10N8型ウイルスであることが、中国疾病対策予防センターで確認されたというが、世界保健機関(WHO)のサイト上には、同ウイルスに関する情報はなく、香港メディアは、H10N8型ウイルスの人への感染が確認されたのは世界で初めてと報じている。
新華社は複数の専門家の話として、他に感染者は確認されておらず、感染拡大のリスクは低いと報じている。