( 2020.2.29 )
■ 武漢新型肺炎、国内患者数状況一覧
(2020年02月29日現在/一部報道情報より作成、公式発表ではありません)
新型肺炎・感染地域
|
患者数
|
死亡数
|
備 考
|
日本国・国内総数
|
946
|
11
|
|
・北海道
|
70
|
2
|
|
・宮 城
|
1
|
||
・栃 木
|
1
|
||
・埼 玉
|
3
|
||
・千 葉
|
16
|
||
・東 京
|
52
|
1
|
|
・神奈川
|
24
|
1
|
|
・長 野
|
2
|
||
・岐 阜
|
2
|
||
・静 岡
|
1
|
||
・愛 知
|
28
|
||
・新 潟
|
1
|
||
・石 川
|
6
|
||
・大 阪
|
4
|
||
・京 都
|
2
|
||
・三 重
|
1
|
||
・奈 良
|
1
|
||
・和歌山
|
13
|
1
|
|
・徳 島
|
1
|
||
・高 知
|
1
|
||
・福 岡
|
2
|
||
・熊 本
|
5
|
||
・沖 縄
|
3
|
||
・
|
|||
都道府県・合 計
|
240
|
5
|
|
・プリンセス号
|
705
|
6
|
|
・外国籍出国者
|
1
|
感染確認時出国済
|
|
・
|
|||
旅客船,その他・合 計
|
706
|
6
|
|
総 計
|
946
|
11
|
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・ 武漢新型肺炎、各国の患者数状況
(2020年02月23日現在/一部報道情報より作成、公式発表ではありません)
新型肺炎・感染地域
|
患者数
|
死亡数
|
備 考
|
中国本土
|
79,251
|
2,835
|
|
・香 港
|
93
|
2
|
|
・マカオ
|
10
|
||
特別行政地域・合 計
|
103
|
2
|
|
・日 本
|
946
|
11
|
|
・台 湾
|
39
|
1
|
|
・韓 国
|
3,150
|
17
|
|
・タイ
|
42
|
||
・ベトナム
|
16
|
||
・シンガポール
|
96
|
||
・マレーシア
|
25
|
||
・ネパール
|
1
|
||
・カンボジア
|
1
|
||
・スリランカ
|
1
|
||
・フィリピン
|
3
|
1
|
|
・オーストラリア
|
25
|
||
・アラブ首長国
|
19
|
||
・イラン
|
593
|
43
|
|
・イラク
|
8
|
||
・イスラエル
|
7
|
||
・レバノン
|
3
|
||
・インド
|
3
|
||
・クウェート
|
45
|
||
・バーレーン
|
38
|
||
・アフガニスタン
|
1
|
||
・オマーン
|
6
|
||
・パキスタン
|
2
|
||
・ニュージーランド
|
1
|
||
・
|
|||
・
|
|||
・
|
|||
・
|
|||
・
|
|||
アジア/中東/オセアニア・合 計
|
5,071
|
75
|
|
・アメリカ
|
66
|
||
・ロシア
|
5
|
||
・フランス
|
57
|
2
|
|
・カナダ
|
16
|
||
・イギリス
|
20
|
||
・ドイツ
|
76
|
||
・イタリア
|
889
|
21
|
|
・スペイン
|
50
|
||
・スウェーデン
|
11
|
||
・ベルギー
|
1
|
||
・フィンランド
|
2
|
||
・エジプト
|
1
|
||
・オマーン
|
6
|
||
・オーストリア
|
10
|
||
・クロアチア
|
5
|
||
・スイス
|
15
|
||
・アルジェリア
|
1
|
||
・ブラジル
|
1
|
||
・ギリシャ
|
4
|
||
・北マケドニア
|
1
|
||
・ルーマニア
|
3
|
||
・ノルウェー
|
6
|
||
・ジョージア
|
1
|
||
・デンマーク
|
1
|
||
・エストニア
|
1
|
||
・オランダ
|
2
|
||
・サンマリノ
|
1
|
||
・ナイジェリア
|
1
|
||
・リトアニア
|
1
|
||
・ベラルーシ
|
1
|
||
・メキシコ
|
3
|
||
・アゼルバイジャン
|
1
|
||
・アイスランド
|
1
|
||
・モナコ
|
1
|
||
・
|
|||
・
|
|||
米国/欧州/その他・合 計
|
1,261
|
23
|
|
・中国国内・合 計
|
79,251
|
2,835
|
|
・その他の国地域・合 計
|
6,435
|
98
|
|
合 計
|
85,686
|
2,933
|
*中国国内の感染者数値に関しては、一部正確な情報がありません。
(アジア諸国では検疫体制の整っていない国もあるため、感染確認が遅れる場合もあり、今後加速度的に拡大する可能性もある)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・ 新型コロナウイルスの症状
(現在、確認されている範囲内での情報です)
(感染の兆候)
・発熱 ・咳 ・下痢
・息切れ ・呼吸困難 ・胃腸疾患
*必ずしも咳、発熱の症状が伴わないこともある。
(潜伏期間)
・約1日~14日間と言われている。
*症状が出ない潜伏期間中でも感染力があると言われている。
(重症例)
・肺炎 ・重症急性呼吸器症候群(SARS)
・腎不全
(処 置)
・現在、ワクチンや治療薬なし
・死に至る場合もある(特に高齢者やすでに持病のある方)
(対 処)
・インフルエンザなどの風邪予防対策:現時点で出来る事
(うがい、手洗い/消毒、マスク等の着用、できるだけ人混みを避ける)
*但し、新型なので、まだ判明していない事象も多いい。
発熱せずに死亡した人もいるので、発熱検知装置だけで検出できない可能性もある。
患者の当初の症状は、肺炎に特有の発熱やせきだけとは限らず、下痢や吐き気、頭痛や全身のだるさなど、消化器系や神経系の症状の場合もあり、早期の診断を難しくしているとして、医師らが注意を呼びかけている。
( 2020.2.27 )
● 新型肺炎、日本・国内 首都圏でも感染拡大で警戒!
27日に新たに神奈川県で1人、北海道で2人、そして、岐阜県で1人の感染が確認された。クルーズ船をあわせた国内の感染者は、899人となった。
そして、首都圏でも企業や商業施設などに感染者が出ている。1人の感染が確認された神奈川。そして、千葉・市川市のスポーツジムでは3人が感染。濃厚接触者は600人もいるという。
そして、都心にある電通の本社、新丸ビル、新宿のオリックス生命保険など、首都圏の1都3県で、大手企業・社員などあわせて感染者の数は69人となっている。
● 新型肺炎、韓国 感染者1766人、死者が13人に!
韓国政府は27日、新型コロナウイルスの感染者が計1766人になったと発表した。新たな感染確認者は、この日だけで505人で、死者数も1人増えて13人となった。
新たな感染者のうち422人が感染者の多い南東部の大邱(テグ)で確認された。13人目の死亡者も大邱で、病院への搬送中に死亡した。そのほかソウルで56人、ソウルを取り巻く京畿道(キョンギド)で62人に上り、首都圏での感染も増えている。
● 新型肺炎、イランでもコロナウイルスの感染が急拡大に!
中東のイランで、新型コロナウイルスの感染が急拡大している。初めて感染者が確認されたのは2月19日だが、26日までの感染者は139人、死者は19人に達している。死者数は中国に次ぐ多さだ。
周辺国の感染者も増えている。これまでにイラク、クウェート、バーレーン、オマーンなどでも感染者が確認され、いずれもイランへの渡航歴があったという。こうしたことから、感染者が出たクウェートやオマーンだけでなく、トルコなど複数の周辺国が航空便を停止。また、トルコやイラク、パキスタンなどはイランとの国境を一時閉鎖した。
● 新型肺炎、イタリアで感染急増 24時間で80人増に!
感染が拡大する新型コロナウイルスをめぐり、国際社会が致命的なアウトブレイク(大流行)を封じ込めようと対策を講じる中、イタリア当局は26日、同国内の新型コロナウイルスの感染者数が80人増え、400人に跳ね上がったと発表した。
イタリアは欧州での新型ウイルス感染の中心地となっており、感染者数が過去24時間で25%急増した。
■ イタリアの状況は
新型ウイルスの影響を最も受けているのは、ミラノがあるロンバルディア州やヴェネチアがあるヴェネト州といった、工業が盛んな同国北部の複数地域。同国のアウトブレイクによる死者は12人に上っている。
イタリア政府は市民を安心させようと努めており、感染の拡大を防ぐための措置を講じていると強調した。学校や大学、映画館は閉鎖され、複数の公共イベントが中止された。
アウトブレイクの中心地にある11の町は封鎖されている。この地域には、あわせて約5万5000人が暮らしている。
アウトブレイクによって、イタリアの景気が低迷するかもしれないとの不安が上がっている。ミラノで取材するBBCのマーク・ロウェン記者は、こうした不安は、市内のカフェにひと気がなく、多くのホテルがキャンセルされている状況を受けてのものだと指摘する。
ステラ・キリヤキデス欧州委員(保健衛生担当)は、ローマでのイタリアの保健相との会談のあと、記者団に対し、「これは、懸念される状況ではあるが、我々はパニックに屈してはならない」と述べた。
「このウイルスについては、とりわけその発生源や広がり方について、依然として多くの不明な点がある」
複数の欧州諸国では、イタリアと接点のある新たな感染が確認されている。
また、世界保健機関(WHO)は26日、新型ウイルスが発生した中国国外で、感染がより急速に拡大していると、初めて述べた。
世界中では、これまでに約40カ国で8万人以上の感染が確認されている。その大半は、昨年12月に新型ウイルスが発生した中国国内で確認されている。
新型ウイルスによる呼吸器疾患「COVID-19」での死者は、2700人以上に上っている。
■ 他の欧州諸国、それ以外の地域は?
過去2日間では、オーストリア、クロアチア、ギリシャ、ノルウェー、スイス、ジョージア、北マケドニアがそれぞれ、初の感染者が確認されたと発表した。その多くは、イタリアへの渡航歴があるという。
スペイン、フランス、ドイツでは、さらなる感染が確認された。アイルランドは、ラグビー欧州6カ国対抗戦シックス・ネーションズの、ダブリンで3月7日と8日に開催予定だったイタリア戦について、延期を発表した。
13人の感染が報告されているイギリスでは、インフルエンザに似た症状の人も新型ウイルス検査の対象に含まれ、検査の実施件数が増加している。
欧州以外では、アルジェリア、ブラジル、パキスタンもそれぞれ、初の感染が確認されたと発表。ブラジルでの症例は、新型ウイルスが中南米に到達したことを示している。
中東での感染の主なホットスポットとなっているイランでは先週、合わせて19人が死亡し、139人の感染が報告された。イラン政府は26日、地域的流行への不安の声をよそに、同国内のいかなる市や町も封鎖する計画はないと述べた。
中国国外で最大規模の集団感染が起きている韓国は26日、これまでに1200人以上が感染し、12人が死亡したと発表した。
( 2020.2.25 )
● 新型肺炎、韓国 感染者977人、死者が10人に!
保健福祉省によると25日、韓国内での感染者は前日比144人増の977人。死者は2人増えて10人となった。同市にある新興宗教団体「新天地イエス教会」の施設で礼拝した信者の間で感染が拡大しており、感染者の半数は大邱市で確認された。
政府当局者は、教団側が信者全員の名簿を提供することに同意したと明らかにし、全信者を調査する方針を表明した。信者の数は全国で20万人を超えると推定されている。
韓国の文在寅大統領は25日、新型コロナウイルスの感染者が急増している南部・大邱市を訪れ、自治体や医療関係者らを激励した。
文氏は現地での対策会議で「今週内に増加傾向を転換させるべきだ」と強調。丁世均首相を陣頭指揮に当たらせ、早期沈静化へ努力すると表明した。
● 新型肺炎、中国本土の感染者7万7658人、死者が2663人に!
中国の衛生当局が25日発表した累計感染者7万7658人(うち2663人が死亡)の中で、退院患者は2万7323人と35%に上った。24日に退院した患者は2589人と、同日に新たに確認された感染者508人を大きく上回る。湖北省以外の新規感染者も9人と、初めて1桁にとどまった。
韓国やイタリアなど世界各地で猛威を振るう中、発生地の中国では25日、治癒して退院した患者が感染者の3分の1を超えた。
この1週間は新たに確認される感染者より退院する患者の方が多い状況が続く。ただ、退院後に再びウイルス検査で陽性となった例が報告されるなど、このまま収束に向かうのか予断を許さない。
四川省成都市は21日、検査で陰性が確認され退院した感染者に、自宅で経過観察中の10日後に再び陽性反応が出たと発表。また、広東省広州市では23日、湖北省武漢市から広州に戻った家族6人のうち4人が、14日間の経過観察終了からさらに14日たって感染確認された。
( 2020.2.24 )
● 新型肺炎、中国本土の感染者7万7150人、死者が2592人に!
中国国家衛生健康委員会は24日、新型コロナウイルスの感染者が中国本土で累計7万7150人、死者が2592人に上ったと発表した。いずれも24日午前0時(日本時間同1時)時点。感染者は前日から409人、死者は150人それぞれ増加した。新たに回復して退院した人は1846人で、累計では2万4千人を超えた。重症者は9915人となった。
中国国営新華社通信は24日、各国の専門家らで構成する世界保健機関(WHO)の調査団が22~23日に、感染拡大が特に深刻な湖北省の現地調査を行ったと報じた。調査団は、同省武漢市の体育施設を転用した臨時病院などを視察したという。
湖北省では23日に新たに確認された感染者は398人で、死者は149人だった。北京市や浙江省、遼寧省など多くの地域で新たな感染者が報告されなかった。
湖北省以外の各地では、移動制限などの感染対策が功を奏しているものとみられるが、足元では企業活動の再開が続いているため再び感染が拡大するリスクも指摘される。
( 2020.2.23 )
● 新型肺炎、韓国の感染者123人増え556人 死者4人に!
韓国の中央防疫対策本部は23日、前日の午後4時から23日午前9時までに新たに123人の感染が確認されたと発表した。韓国での感染者数は計556人となった。
新たに感染が判明した人のうち、集団感染が発生した大邱市南区の新興宗教団体「新天地イエス教会」に関連した人は75人。
また、感染者から新たに2人の死者が出た。韓国での死者は4人に増えた。
3人目の死者は40代の男性で、南東部・慶尚北道慶州市の自宅で21日に亡くなっているのが発見された。死後のウイルス検査で陽性と判定された。4人目の死者は既に感染者が出た慶尚北道・清道の病院に関連がある50代の男性で、死因と新型コロナウイルスの関連性は調査中だ。
● 新型肺炎、イタリア・感染者79人に急増!
イタリアのジュセッペ・コンテ首相は22日、特別な許可がある場合を除き、新型コロナウイルスが流行している地域への出入りを禁止すると発表した。これらの地域での企業や学校も閉鎖するという。
イタリアでは北部のロンバルディア州を中心に新型コロナウイルスが流行している。同国で感染が確認された人は21日の発表ではロンバルディア州で39人、ベネト州で12人、ローマで3人だったが、その後79人に急増した。また、イタリアの感染者のうち2人がこれまでに死亡している。
● 新型肺炎、米国、日本への渡航警戒レベル1段階引き上げ!
米国務省は22日、新型コロナウイルスによる肺炎拡大を受け、4段階中最低の1だった日本への渡航警戒レベルを2の「注意を強化」に引き上げた。高齢者や持病のある人に、不要不急の渡航の延期検討を要請した。
● 新型肺炎、中国本土の感染者7万6936人、死者2442人に!
中国湖北省政府は23日、新型コロナウイルスの感染者630人、死者96人を新たに確認したと発表した。 新型肺炎による中国本土の死者は少なくとも2442人に、感染者は7万6936人に達した。
新華社電によると、世界保健機関(WHO)と中国の合同専門家調査チームが22日、武漢市に入った。滞在中に現地の衛生当局と意見交換し、医療機関を視察する。専門家チームは先に北京市、四川省、広東省を訪れた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・ 2020年・中国の新型肺炎患者数状況
(2020年02月23日現在/一部報道情報より作成、公式発表ではありません)
新型肺炎・感染地域
|
患者数
|
備 考
|
中国・全31省区市/29で感染
|
76,936
|
(死亡・2,442)
|
・湖北省(武漢市)
|
63,454
|
(死亡・2,250)
|
・北京市
|
399
|
(死亡・4)
|
・上海市
|
334
|
(死亡・3)
|
・重慶市
|
572
|
(死亡・6)
|
・天津市
|
135
|
(死亡・3)
|
・山東省
|
750
|
(死亡・4)
|
・河南省
|
1,270
|
(死亡・19)
|
・四川省
|
526
|
(死亡・3)
|
・広東省
|
1,339
|
(死亡・5)
|
・浙江省
|
1,205
|
(死亡・1)
|
・海南省
|
168
|
(死亡・4)
|
・遼寧省
|
121
|
(死亡・1)
|
・福建省
|
293
|
(死亡・1)
|
・江蘇省
|
631
|
|
・河北省
|
309
|
(死亡・6)
|
・黒竜江省
|
479
|
(死亡・12)
|
・湖南省
|
1,013
|
(死亡・4)
|
・江西省
|
934
|
(死亡・1)
|
・雲南省
|
174
|
(死亡・2)
|
・貴州省
|
146
|
(死亡・2)
|
・安徽省
|
989
|
(死亡・6)
|
・山西省
|
132
|
|
・陝西省
|
245
|
(死亡・1)
|
・甘粛省
|
91
|
(死亡・2)
|
・吉林省
|
91
|
(死亡・1)
|
・青海省
|
18
|
|
・チベット自治区
|
1
|
|
・寧夏回族自治区
|
71
|
|
・広西チワン族自治区
|
249
|
(死亡・2)
|
・新疆ウイグル自治区
|
76
|
(死亡・2)
|
・内モンゴル自治区
|
75
|
|
・(未確認地域感染者数)
|
646
|
(死亡・ 97 )
|
特別行政地域
|
80
|
(死亡・2)
|
・香港/
|
70
|
(死亡・2)
|
・マカオ/
|
10
|
|
アジア・中東・オセアニア
|
1,591
|
(死亡・14)
|
・日本/
|
770
|
(死亡・3)
|
・台湾/
|
28
|
(死亡・1)
|
・韓国/
|
556
|
(死亡・4)
|
・タイ
|
35
|
|
・ベトナム
|
16
|
|
・シンガポール
|
89
|
|
・マレーシア
|
22
|
|
・ネパール
|
1
|
|
・カンボジア
|
1
|
|
・スリランカ
|
1
|
|
・フィリピン
|
3
|
(死亡・1)
|
・オーストラリア
|
22
|
|
・アラブ首長国連邦
|
13
|
|
・イラン
|
28
|
(死亡・5)
|
・インド
|
3
|
|
・イラク
|
1
|
|
・イスラエル
|
1
|
|
・レバノン
|
1
|
|
米国/欧州・その他
|
168
|
(死亡・3)
|
・アメリカ
|
35
|
|
・ロシア
|
2
|
|
・フランス
|
12
|
(死亡・1)
|
・カナダ
|
9
|
|
・イギリス
|
9
|
|
・ドイツ
|
16
|
|
・イタリア
|
79
|
(死亡・2)
|
・スペイン
|
2
|
|
・スウェーデン
|
1
|
|
・ベルギー
|
1
|
|
・フィンランド
|
1
|
|
・エジプト
|
1
|
|
合 計
|
78,775
|
(死亡・2,461)
|
*中国国内の感染者数値に関しては、一部正確な情報がありません。
(アジア諸国では検疫体制の整っていない国もあるため、感染確認が遅れる場合もあり、今後加速度的に拡大する可能性もある)
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・ 新型コロナウイルスの症状
(現在、確認されている範囲内での情報です)
(感染の兆候)
・発熱 ・咳 ・下痢
・息切れ ・呼吸困難 ・胃腸疾患
*必ずしも咳、発熱の症状が伴わないこともある。
(潜伏期間)
・約1日~14日間と言われている。
*症状が出ない潜伏期間中でも感染力があると言われている。
(重症例)
・肺炎 ・重症急性呼吸器症候群(SARS)
・腎不全
(処 置)
・現在、ワクチンや治療薬なし
・死に至る場合もある(特に高齢者やすでに持病のある方)
(対 処)
・インフルエンザなどの風邪予防対策:現時点で出来る事
(うがい、手洗い/消毒、マスク等の着用、できるだけ人混みを避ける)
*但し、新型なので、まだ判明していない事象も多いい。
発熱せずに死亡した人もいるので、発熱検知装置だけで検出できない可能性もある。
患者の当初の症状は、肺炎に特有の発熱やせきだけとは限らず、下痢や吐き気、頭痛や全身のだるさなど、消化器系や神経系の症状の場合もあり、早期の診断を難しくしているとして、医師らが注意を呼びかけている。
( 2020.2.22 )
● 新型肺炎、韓国の感染者400人超 連日激増!
韓国保健福祉省は22日、新型コロナウイルスの感染者が前日の発表よりも229人増え、433人になったと明らかにした。
南部の大邱市と隣接する慶尚北道で感染者が引き続き急増。連日激増する中、政府は6000人以上の感染の有無を検査するなど対応に追われている。
慶尚北道慶州市によると、同市内の自宅で死亡した40歳の男性がウイルスに感染していたことが確認された。新型肺炎による国内3人目の死者とみられる。
丁世均首相は22日夜、緊急の国民向け談話を発表し、「政府は拡散を防ぐために最善の努力を尽くしている」と強調。宗教団体などに対し、大勢の人が集まる屋内・野外の行事を当面、自粛するよう訴えた。
新たな感染者の多くは、集団感染が明らかになった大邱市にある新興宗教団体の施設に通う信者や慶尚北道清道郡の病院の院内感染者。保健福祉省高官は「一部制限された地域から地域社会への拡散が始まっている」と危機感を示した。
( 2020.2.21 )
● 新型肺炎、韓国、きょうだけで100人増えて計204人に!
韓国政府の疾病管理本部(疾本)中央防疫対策本部は、21日午後4時現在で武漢コロナ(コロナ19)の新規確定患者が新たに48人発生したことを明らかにした。午前中に発生した確定患者52人と合わせると、わずか一日で100人増え、韓国国内の患者数は204人になった。
新たに確定した患者48人の内訳は、地域別では大邱42人、ソウル2人、慶尚南道2人、京畿道1人、光州1人。新天地教会関連の確定患者は46人で、残る2人については疫学関係の調査を進めている。
現在武漢コロナの検査が行われている人数は、午前9時より473人増えて3180人。また、検査で陰性という結果が出た人は1万3016人だ。
● 新型肺炎、中国本土の感染者7万5465人、死者2236人に!
中国政府は21日、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の死者が同日午前0時(日本時間同1時)時点で、前日より118人増え2236人になったと発表した。湖北省で115人、重慶市と浙江、雲南両省で各1人増えた。感染者は889人増え7万5465人となった。
ただ、湖北省の感染者数は、国と地方の発表が食い違った。中国政府の発表は631人増の6万2662人だったのに対し、同省の発表は411人増の6万2442人と、国の方が220人多かった。
湖北省の感染者数をめぐっては、中国政府が20日発表分から「湖北省のウイルス検査能力が向上した」ことを理由に、同省だけで採用していた「臨床診断」による感染確認を廃止。1日の感染者の増加は、前日の1693人から349人に大幅に減った。21日の発表数値の食い違いも、診断基準の変更に伴う混乱が影響した可能性がある。
また、山東省では刑務所で集団感染が発生。20日までに受刑者200人と職員7人の感染が確認された。
( 2020.2.19 )
● 新型肺炎、中国本土の感染者7万4185人、死者2004人に!
中国政府は19日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスによる中国本土の死者が136人増え、計2004人になったと発表した。感染者も計7万4185人に増加した。中国共産党系メディアは当局の初動の遅れを批判した。
感染者は18日に1700人以上増えた。最も状況が深刻な湖北省武漢市だけで死者が116人増えた。
中国共産党系の環球時報(電子版)は18日夜、1月11~20日に5千人以上の感染者が発生していたとする中国政府系機関の研究結果を報道。同月20日に中国当局が対策を本格化させるまで「有効な予防と抑え込みの措置が取れなかった」と対応を批判した。
( 2020.2.18 )
● 新型肺炎、中国医療関係者の感染3000人超に!
中国湖北省武漢市を中心にまん延する新型コロナウイルスによる肺炎で、医療関係者の感染が相次ぎ、疑い例も含めると3000人を超えた。
18日には武漢市武昌医院の劉智明院長が死去した。医療現場は高機能マスクの備蓄など防御態勢に不足が目立ち、過酷な環境で命懸けの治療が続いている。
中国メディアによると、劉氏は1969年生まれで50歳とみられる。病院長の新型肺炎による死亡が明らかになったのは初めて。同病院では14日にも看護師1人が亡くなった。
衛生当局は17日、新型肺炎患者を受け入れている全国422の医療機関の従事者のうち、11日までに3019人が感染したか感染した疑いがあると公表した。このうち5人が死亡した。院外感染も含まれている可能性があるが、厳しい医療現場の実態を反映している。
● 新型肺炎、中国本土の感染者7万2436人、死者1868人に!
新型コロナウイルスによる肺炎で、中国政府の国家衛生健康委員会は18日朝、中国本土の感染者が18日午前0時(日本時間午前1時)時点で前日よりも1886人増えて7万2436人に達したと発表した。死者は98人増えて1868人となった。
( 2020.2.17 )
● 新型肺炎、中国本土の感染者7万548人、死者1770人に!
中国政府は17日、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎で、同日午前0時(日本時間同1時)時点の感染者が前日から2048人増え、7万548人に達したと発表した。死者は105人増の1770人。
新たに確認された死者の内訳は、湖北省100人、河南省3人、広東省2人。湖北省を除く新たな感染者は115人で、13日連続で減少した。
湖北省では住民の外出が制限され、感染者の隔離が進む。武漢市に隣接する黄岡市は16日、発熱やせきなど自覚症状を自ら届け出れば500元(約7900円)の奨励金を提供すると発表した。熱が出た人が身近にいると当局に通報した第三者にも同額を支払う。
武漢市の病院では16日、新型肺炎に感染して亡くなった2人に対し、国内初となる病理解剖が行われた。得られた知見は重症患者の治療に役立てるという。
( 2020.2.16 )
● 新型肺炎、アジア以外で初の死者 パリで治療の中国人男性!
フランス保健省は、新型コロナウイルスに感染して、パリで治療を受けていた80歳の中国人男性が死亡したと発表した。 男性は、1月16日に湖北省から旅行で訪れていた。
日本政府関係者によると、チャーター機は16日午後8時ごろ、羽田空港に到着し、早ければこの日のうちに出発する見通しだという。
船から空港まではバスで移送されるほか、チャーター機はあわせて2機派遣される方向で調整が進んでいる。
● 新型肺炎、アフリカで初の新型コロナウイルス感染者!
医療体制が貧弱なアフリカ大陸は新型コロナウイルス感染が世界に拡散する拠点になりかねないと懸念されてきたが、初めて感染者が確認されたことで、懸念は現実味を帯びてきた。
エジプト保健省は2月14日、新型コロナウィルスの感染者を確認したと発表した。これまでカメルーン人留学生の感染が武漢で確認され、現地で治療を受けるなど中国での例は報告されていたが、アフリカ大陸での感染例はこれが初めてだ。
エジプトは1956年にアフリカ大陸で初めて中華人民共和国と国交を樹立した国だ。そのエジプトでアフリカ大陸初の新型コロナ感染者が確認されたことは、奇妙な因縁ともいえる。
ともあれ、エジプト保健省は感染者を隔離・治療中と発表している。しかし、外国人であること以外、国籍や入国経路などを含めて、感染者に関する詳しい情報は明らかになっていない。
<アフリカ大陸への懸念>
これまでエジプトを含むアフリカ大陸では、新型コロナの感染例が報告されていなかったものの、感染拡大への懸念は大きかった。
世界保健機関(WHO)は1月31日の段階で「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言したうえで、とりわけぜい弱な国や地域を支援する方針を打ち出し、リスクが特に高い国としてアフリカ13カ国をあげていた。
貧困国が多いアフリカは総じて医療体制が貧弱だ。例えば、アフリカ大陸にはWHOの施設が28カ所にあるが、このうち新型コロナウイルスに感染しているかの確認ができるのは南アフリカとセネガルの2カ所だけだ。そのため、感染の確認でさえ時間がかかる。
だとすると、アフリカ各国の空港でも乗客の体温チェックなどの水際対策は強化されているが、その効果も疑わしくなる。その一方で、アフリカはアメリカ、ヨーロッパなどを含む各地とのヒトの往来が活発化している。
つまり、医療体制が貧弱なアフリカを経由して世界中に新型コロナが拡散する懸念がもたれてきたのである。
<エジプトで感染者が確認された意味>
この観点からみると、エジプトで感染者が確認されたことは、世界規模での感染拡大を示すことはもちろんだが、それ以外にも重大な意味がある。「これまでアフリカ大陸で感染例が報告されていなかったのは、実際に感染者がいなかったからではなく、確認できていなかっただけではないか」という見方が信ぴょう性を帯びてくるからだ。
感染が確認できていないだけ、という懸念
同じアフリカ大陸でも、エジプトを含む北アフリカはサハラ砂漠より南の地域(サハラ以南アフリカ)と比べて所得水準が総じて高い。それに比例して医療水準にも差があり、世界銀行の統計によると、例えば住民1000人当たりの医療従事者の数はサハラ以南アフリカの平均で0.2人だが、エジプトでは0.8人である。
それでも先進国と比べて低い(例えば日本では2.4人)が、エジプトの医療体制がアフリカ大陸のほとんどの国と比べて「まし」であることは確かだ。実際、WHOがあげた特にリスクの高い13カ国にエジプトは含まれていなかった。
だとすると、エジプトで感染者が確認されたのは、むしろ医療水準がそれなりに高いからで、それがもっと低い国では、ただ感染を確認できていないだけではないかという疑念は大きくなる。
<中国とのヒトの移動からみたエジプト>
この疑念をさらに大きくするのが、中国との往来だ。
中国のアフリカ進出にともない、アフリカ大陸と中国の間のヒトの往来はかつてなく増えており、デジタル航空情報会社OAGによると、双方の間の渡航者数は2018年にのべ254万人にのぼった。WHOが特にリスクを警戒した13カ国のほとんどは中国との直行便をもつ国で、これもアフリカでの新型コロナ拡散に懸念がもたれた一因だった。
この観点からエジプトをみると、エジプト航空はカイロ国際空港から北京、広東省広州、四川省成都の他、昨年11月29日からは浙江省杭州への直行便を就航させている。エジプトは中国とのヒトの往来が特に活発な国の一つなのだ。
ただし、カイロ国際空港は1月末の段階で中国からの航空便を全てキャンセルしている。それでもエジプトで感染者が確認されたことから、中国との直行便をキャンセルしていない国での感染リスクは、さらに大きいと想定される。
このうちエチオピアでは、エチオピア航空が首都アディスアベバと中国4都市との間で直行便を就航させているが、エジプトと異なり、周辺国から懸念や批判が噴出しても、これらをキャンセルしていない。しかし、これまでのところ感染者は確認されていない。
その一方で、エチオピアはエジプトよりはるかに貧しく、住民1000人当たりの医療従事者数はサハラ以南アフリカの平均をも下回る0.1人にすぎない。
これらの条件を重ね合わせれば、エチオピアで感染者が確認されていないことが、実際に感染者がいないことを意味するかは、大いに疑問と言わざるを得ない。
<アフリカ発のパンデミックはあるか>
こうしてみたとき、エジプトで感染者が確認されたことは、すでにアフリカで感染が広がりつつあるのではという疑念を深めるものだ。
エジプトは情報公開を
ただし、ヒトの動きがグローバルである以上、「感染者を一人も出さないこと」は事実上不可能とみてよい。その意味で、むしろ重要なことは、適切な検査・治療に関する知見の普及はもちろんだが、感染状況に関する正確な情報を各国が共有することだろう。
だとすると、エジプトの問題はアフリカ大陸で初めて感染者を出したことではなく、感染者の移動経路などを含む情報を公開していないことにある。感染が蔓延しているとみなされれば、現在の日本がそうであるように、観光業などに大きなマイナスとなることは確かだが、情報が不十分なら感染はさらに拡大しかねない。
新型コロナは各国のガバナンスの問題をも浮き彫りにしているのである。
● 新型肺炎、クルーズ船で新たに70人感染、計355人に!
厚生労働省は16日、新型コロナウイルスの集団感染が起きているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」について、新たに70人の感染が確認されたと発表した。
2月3日夜の横浜港到着後に確認された感染者は計355人となった。そのうち111人は無症状という。
● 新型肺炎、中国本土の感染者6万8500人、死者1665人に!
中国国家衛生健康委員会は16日午前0時(日本時間同1時)時点で、新型コロナウイルスの感染による中国本土の死者が前日の集計から142人増え、1665人になったと発表した。新たな死者は、最初の発生地の武漢市がある湖北省が139人、四川省2人、湖南省1人。また、感染者は2009人増え、累計で6万8500人になった。
その他、感染が疑われる事例は8228人と減少が続いているが、重症者は1万1000人を超えている。
( 2020.2.14 )
● 新型肺炎、日本国内でも新たな段階に 市中で感染拡大か!
東京都や神奈川県、和歌山県などで相次ぐ新型コロナウイルスの感染について、中国人との接触や中国への渡航歴がないことから、「国内での三次感染以上でウイルスに感染した可能性が高い。既に市中で感染がひろがり、事態が新たな段階に入ったことを示している」と話す専門家もいる。
● 新型肺炎、都内で新たに2人感染確認 60代の女性タクシー運転手!
東京都は14日、新型コロナウイルスの感染が判明した都内の70歳代の男性タクシー運転手が出席していた宴会の関係者2人について、新たにウイルスの感染を確認したと発表した。
発表によると、2人はいずれも都内在住で、運転手が所属するタクシー組合支部の従業員と、宴会の会場となった屋形船の従業員。宴会は1月18日に開かれたもので、屋形船の従業員の中には、中国湖北省からの旅行者との接触歴がある人もいたという。
すでに回復した人を含め、宴会の参加者10人ほどに発熱などの症状がみられるといい、都は参加者ら計約100人が濃厚接触者に当たると判断し、ウイルス検査を進めている。
● 新型肺炎、沖縄で感染確認 60代の女性タクシー運転手!
沖縄県は14日、県内の60代のタクシー運転手の女性が新型コロナウイルスに感染していることを確認した。県関係者が明らかにした。感染が拡大しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が1日に那覇港に寄港した際、乗客と接触した可能性があるという。
● 新型肺炎、神奈川の80代女性 新型肺炎で国内初の死者!
厚生労働省は13日、新型コロナウイルスに感染した神奈川県に住む80歳代の日本人女性が死亡したと発表した。感染者の死亡が確認されたのは日本国内では初めての事例となる。 中国本土を除けば、感染者の死亡はフィリピン、香港に続いて3例目となる。
また、東京都、和歌山、千葉両県でも新たに感染者が確認された。この4人はいずれも直近の中国への渡航歴はないといい、同省は行動歴や接触者の情報収集を進めている。
東京都に住む70歳代のタクシー運転手の日本人男性の感染も確認された。関係者によると、この男性は、神奈川県の女性の親族だという。男性は1月29日に発熱し、医療機関を受診。2月3日に肺炎と診断された後、13日の検査で陽性とわかった。男性は都内で個人タクシーを営んでいるという。男性は6日から入院している。
一方、千葉県は13日、県内に住む20歳代の男性会社員の感染を確認したと発表した。
和歌山県も、同県湯浅町の済生会有田病院に勤務する50歳代の外科医師の男性の感染を確認したと発表した。医師と接触した可能性がある患者らにも肺炎の症状が出ており、同県は検査を進めている。
発表によると、男性医師は1月31日に発熱したが、今月3~5日には解熱剤を投与して、病院に出勤していた。同僚の男性外科医1人と、同病院を受診した高齢の男女3人の計4人が肺炎を発症。4人中1人は陰性で、残る3人についても検査を進める。
国内では1月16日に、中国・武漢市に滞在歴のある中国人男性が新型コロナウイルスに感染していたと同省が発表。その後、同市から政府チャーター機で帰国した人やツアーバスの運転手らに感染していたことなどが次々と判明した。2月3日に横浜港に到着したクルーズ船内では集団感染が起き、13日までに計218人の感染が分かっている。
● 新型肺炎、中国本土の感染者6万3851人、死者1380人に!
中国政府は14日午前0時:現在で、「武漢新型肺炎」による中国本土の感染者は6万3851人、このうち死者は1380人に達したと発表した。
( 2020.2.13 )
● 新型肺炎、クルーズ船、感染の4人重症化 検疫官1人の感染も!
新型コロナウイルスの集団感染が起きているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を巡り、厚生労働省は12日、これまでに感染が判明している感染者のうち4人が重症化していることを明らかにした。さらに同日朝までに新たに39人の感染がわかり、同船の横浜到着(3日夜)以降の感染者は計174人に上った。これとは別に、船内で検疫作業にあたった男性検疫官1人の感染も初めて判明した。
同省によると、重症の感染者4人は、60~70歳代の日本人男性3人と、70歳代の外国人男性1人。10日までに感染が確認され、すでに下船して現在は集中治療室などで治療を受けている。4人には持病があるといい、同省はウイルス感染と重症化との関連を調べている。
この4人を含め、12日朝までに感染が分かった174人は男性88人、女性86人で、日本人は男女合わせて81人。12日に感染が判明した39人の中には、初めて10歳代の感染者も確認された。
同船の乗員・乗客は3711人で、同省は発熱やせきの症状がある人(有症者)や有症者と長時間行動を共にした人(濃厚接触者)のほか、体調悪化を訴えた人のウイルス検査を実施しており、これまでに延べ492人の検査結果が判明している。さらに追加検査を実施しており、感染者が増える可能性もある。
また、この日感染が明らかになった男性検疫官は、横浜検疫所から同船での検疫業務に派遣されていた。船が帰港した3日夜から4日夜にかけて、船内で乗客らに質問票を配布したり、体温を測ったりする業務を担当。マスクと手袋を着用していたが、ゴーグルや全身防護服は身につけていなかったという。9日に発熱し、10日にウイルス検査を受けていた。
同ウイルス感染者の治療や感染防止にあたる職員の感染が国内で確認されたのは初めてで、加藤厚労相は12日午前、報道陣の取材に対し、「感染の原因やルートを調査するとともに、検疫を行う職員の感染防止を徹底したい」と語った。
● 新型肺炎、中国本土の感染者5万9900人、死者1360人に!
中国政府は13日現在で、6万人近くの感染を確認。感染者の大部分と死者1367人の大半は武漢市内とその周辺地域に集中しているが、首都北京など他地域でも複数の人が亡くなっている。
また、中国本土以外の27ヶ国におよぶ感染者は560人、死者は3人が確認されている。
( 2020.2.11 )
● 新型肺炎、中国本土の感染者4万2638人、死者1016人に!
中国政府は11日、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎で、同日午前0時(日本時間同1時)時点の死者は前日より108人増えて1016人に達し、感染者は4万2638人に上ったと発表した。
死者が前日と比べ100人以上増えたのは初めてで、事態の悪化に依然歯止めがかかっていない。
死者は湖北省で103人(うち武漢市67人)、北京市、天津市、黒竜江省、安徽省、河南省で各1人増えた。北京の死者は3人目。
感染者は2478人増加。重症者は849人増え、7333人に上った。一方、湖北省以外の新規感染者は381人で、4日の890人を境に7日連続で減少しており、省内のウイルス封じ込めが一定の効果を表した可能性がある。
湖北省共産党委員会は10日付で、省衛生健康委員会の張晋・党組書記と劉英姿主任のツートップを免職とした。党中央が省党委常務委員に送り込んだ王賀勝氏が両ポストを兼任する。
状況が最も深刻な武漢市は11日未明、「ウイルス拡散を断固遮断する」ため、全ての居住区やマンションごとに「封鎖式管理」を行うと発表した。住民の移動を制限し、発熱が確認された人は近隣の隔離施設に収容する。
中国本土以外では、日本やシンガポールなど27カ国・地域で470人以上が感染。このうちフィリピンと香港で各1人が死亡した。
( 2020.2.10 )
● 新型肺炎、中国本土の感染者4万171人、死者908人に!
中国政府は10日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスによる中国本土の死者が908人になったと発表した。2002~03年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の世界全体の死者数774人を超えた。感染者は4万171人に増えた。中国や各国は隔離や検疫による対策を急いだが、大規模な流行を防げず、封じ込めは難航している。
中国各地では10日、春節(旧正月)休暇から休業していた多くの企業や店舗が営業再開の予定日を迎えた。
( 2020.2.9 )
● 新型肺炎、武漢で米国人と日本人 中国で初の外国人死亡例!
日本外務省は8日、中国の湖北省武漢市で重い肺炎を発症して1月から入院していた60代の日本人男性が死亡したと発表した。男性は新型コロナウイルス感染の可能性が高く、新型肺炎の疑いで日本人が死亡したのは初めて。中国の日本人社会に不安が広がった。
日本政府関係者によると8日未明に死亡した。中国政府が派遣した専門医が治療に加わっていたという。日本外務省は、男性のプライバシーを守るため氏名など詳細は発表できないとしている。
また、米政府関係者は8日、武漢で新型コロナウイルスにより米国人1人(60歳代・女性)が6日に死亡したと明らかにした。米国人の死者は初めて。
● 新型肺炎、中国本土の感染者3万7198人、死者811人に!
中国国家衛生健康委員会は9日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスによる死者が中国本土で89人増え、計811人になったと発表した。2002~03年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の世界全体の死者数774人を超えた。中国や各国は隔離や検疫による対策を急いだが、大規模な流行を防げず、封じ込めは難航している。
感染者も増え、累計で3万7198人となった。感染者のうち重症者が約6100人、感染疑い例は2万9千人近くおり、被害の拡大が続いている。被害が最も深刻な湖北省では死者が780人、感染者は2万7100人に達した。
( 2020.2.8 )
● 新型肺炎、中国本土の感染者3万4546人、死者722人に!
中国政府は8日、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎で、同日午前0時(日本時間同1時)時点の死者は722人、感染者は3万4546人に増えたと発表した。
このうち重症者は6101人。
死者は首都・北京で2人目が確認されたほか、湖北省で81人、黒竜江省で2人、河南省、甘粛省で各1人増。甘粛省の死者は初めて。新型肺炎の死者数は、2002~03年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の全世界の死者774人に迫る勢いだ。
中国本土全体の新たな感染者の報告は、前日まで2日連続で減少していたが、8日は3399人と再び増加に転じた。ただ、このうち湖北省以外は4日連続減となる558人で、中国メディアは「朗報」として強調して伝えた。
中国本土以外では、日本やシンガポールなど27カ国・地域で320人以上の感染者が確認され、フィリピンと香港で各1人が死亡した。
( 2020.2.7 )
● 新型肺炎、中国本土の感染者3万1161人、死者636人に!
中国政府は7日、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の中国本土の死者が同日午前0時(日本時間同1時)時点の集計で、前日から73人増え636人になったと発表した。
また、感染者は3143人増の3万1161人。感染者の増加数は5日をピークに2日連続で減ったものの、3000人を超える増加が4日継続している。
死者は湖北省で69人、吉林省、河南省、広東省、海南省で1人ずつ増えた。感染者は広東省で74人増え1018人、浙江省で52人増え1006人。両省は、湖北省以外の省・市として初めて感染者が1000人を超えた。
また、中国メディアによると、当局が新型肺炎の発生を発表する前に「重症急性呼吸器症候群(SARS)の再来」をネット上で警告し、警察に一時拘束された医師、李文亮氏が7日未明、新型肺炎で死去した。
新型肺炎が収束する見通しが見えない中、各地で人々が接触を避け互いに監視する動きがますます強まっている。河北省遷安市は6日、住民に外出の「原則禁止」を通知した。外出する場合は体温の報告を求め、各地区に24時間態勢で検問所を設け外部からの来訪を禁じた。マージャンや広場でのダンス、冠婚葬祭のような多くの人が集まる行為は厳禁とされた。
一方、中国本土以外では、日本やシンガポールなど27カ国・地域で310人以上の感染が確認され、フィリピンと香港で各1人が死亡した。
( 2020.2.6 )
● 新型肺炎、日本に入港予定の香港発のクルーズ船を入国拒否に!
安倍晋三首相は6日、官邸で開いた新型コロナウイルス感染症対策本部会合で、香港発で近く日本に入港予定のクルーズ船「ウエステルダム号」に乗船している外国人について、入管難民法に基づく入国拒否を決定したと明らかにした。
● 新型肺炎、クルーズ船の感染者新たに10人の感染確認!
日本・厚生労働省は6日午前の会見で、横浜港に停泊中のクルーズ船で新たに10人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。日本国内での感染者数は、45人となる。中国本土以外では感染者数が最も多いい国となる。
10人のうち、日本国籍の人は4人、米国が2人、カナダが2人、ニュージーランドが1人、台湾が1人となっている。同船内では乗員乗客3700人のうち、症状が出ているか、感染者との濃厚接触が疑われる273人の検査を行っており、これまでに結果が判明した102人中、20人の感染が確認されている。
● 新型肺炎、中国本土の感染者2万8018人、死者563人に!
中国政府は6日、新型コロナウイルスによる肺炎の死者が湖北省などで前日から73人増えて563人になり、感染者は3694人増えて2万8018人(うち重症3859人)になったと発表した。
( 2020.2.5 )
● 新型肺炎、京都の20代男性の感染確認 中国渡航歴なし!
京都府に住む20代の男性が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。男性は発症から2週間以内に中国への渡航歴はなく、勤務先で中国からの観光客を接客したと話しているということです。京都市は記者会見で「男性は中国籍で、店舗の従業員として主に中国人観光客に対応していた」と明らかにしました。
男性は発熱とせきの症状が出て先月25日から仕事を休み、4日、ウイルス検査を行ったところ感染が確認されたということです。男性は現在は熱はなく、せきもおさまってきているということです。
厚生労働省によりますと、男性は発症から2週間以内に中国への渡航歴はなく、勤務先で中国からの観光客を1日300人程度接客し、中には湖北省から来日したと思われる観光客も含まれていたと話しているということです。これで、国内で感染が確認された人は合わせて35人となりました。
● 新型肺炎、千葉県で新たに1人の感染確認!
千葉県は5日、中国・武漢市居住で1月に観光で来日した中国人の40代男性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。4日に感染が確認された女性の夫で、厚生労働省によると、国内の感染確認は34人目となる。
● 新型肺炎、クルーズ船で10人が感染確認!
厚生労働省は5日午前、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員を検疫した結果、10人に新型コロナウイルスの陽性が確認されたと発表した。厚労相の記者会見などによると、10人のうち3人は日本国籍の男女。
厚生労働省によると、クルーズ船に乗っていた男性が香港で下船した後、新型コロナウイルスに感染していたことが2日までに分かった。このため同省は4日、横浜港の沖合に3日夜から停泊中の船内で、乗客乗員合わせて約3700人を対象に検疫を行った。
省は感染症法に基づいて10人の入院措置を取った。日本国内で報告された感染者は33人となり、同日午前時点の統計によると、中国以外の国で日本が最多の感染者数となっている。中国での感染者は同日午前の時点で2万4000人を超え、死者は500人に迫っている。
● 新型肺炎、中国本土の感染者2万4324人、死者490人に!
中国政府は5日、新型コロナウイルスによる肺炎の死者が湖北省で65人増えて490人になり、感染者は全国で3887人増えて2万4324人(うち重症3219人)になったと発表した。
感染が疑われる患者は4日時点で全国で約2万人を超えており、感染者の増大は今後も続くとみられる。各地で、感染者を隔離治療するための専門病院を建設する動きが出ている。住民の外出を規制する措置も、浙江省杭州市や陝西省西安市などに広がっている。
( 2020.2.4 )
● 新型肺炎、千葉県 武漢市から来日の中国人女性の感染確認!
千葉県は4日、中国・武漢市から来日した中国人の30代女性が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表した。女性は1月21日に来日し、30日に発熱、肺炎と診断されて31日から千葉県内の病院に入院していたが、4日、新型コロナウイルスに感染していることが確認された。国内で感染が確認された人は合わせて21人となる。
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(続報)
・ 中国・武漢チャーター便帰国者1人の感染確認 国内で22人目
厚生労働省は、先月中国・湖北省武漢からチャーター機で帰国した千葉県に住む50代の日本人女性が4日、新型コロナウイルスに感染していることが確認された。
女性は帰国時に受けたウイルス検査では感染は確認されませんでしたが、今月1日に肺炎の兆候がみられたため、4日、再検査を行った結果、感染が明らかになりました。国内で感染が確認されたのは22人目。
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(続報)
・ 中国・湖北省から来日の中国人50代男性 感染を確認 国内で23人目!
厚生労働省は、中国・湖北省に住み、先月22日に来日した50代の男性が、肺炎の症状が認められ、検査を受けた結果、4日、ウイルスへの感染が確認された。
男性は先月26日に一度、ウイルス検査を受けたが、この時には感染は確認されず、30日に中国に帰国していて、3日、国立感染症研究所で保存していた男性の検体を調べた結果、4日になって感染していた事が確認された。国内で感染が確認されたのは23人となりました。
男性は、先月26日に国内では4人目となる感染が確認された武漢の40代の男性と、日本で同じバスツアーに参加していたということです。
● 新型肺炎、日本から帰国したタイ人夫婦、感染確認!
タイ保健省は4日、新型コロナウイルスについて、新たに6人の感染が確認されたと発表し、うち2人が最近、旅行で日本に行ったタイ人の夫婦だと明らかにした。
妻は、日本滞在時に体調が悪くなり、夫はタイ帰国後に症状が出たという。
2人がいつ日本に行き、どこで滞在していたかについて、タイ保健省は明らかにしていない。タイでの感染者はこれで25人になった。
● 新型肺炎、香港で初の死者 医師らスト拡大に!
香港の衛生当局は4日、新型コロナウイルスの感染が確認されていた香港在住の39歳の男性が、同日死亡したと明らかにした。
中国本土以外で死者が確認されたのは2人目で、香港では初めて。防疫対策の不足が指摘される香港政府への市民の不満は高まっており、前日から続く医師や看護師らのストライキも拡大している。
死亡した男性は1月21日に香港から中国湖北省武漢市に渡航。香港に戻った後の31日に感染が確認され、隔離治療が施されていた。香港メディアによると、男性は糖尿病を患っていたといい、当局が詳しい死因を調べる。
一方、香港の医師や看護師らでつくる労働組合は4日、中国本土との境界を全て封鎖し人の流入を止めるよう政府に求め、2日目のストに突入。報道によると、前日は「非緊急業務」の医師ら約2700人が参加したが、4日には公立病院職員の約1割に当たる9000人のスト入りが呼び掛けられ、医療現場の運営に支障が出始めた。
医療管理当局はこの日朝、「多数の職員の欠勤で一部の緊急医療に深刻な影響が及んでいる」との声明を発表。林鄭月娥行政長官も「スト参加者が心を入れ替えて職場に復帰してくれることを望む」と呼び掛けた。
● 新型肺炎、中国本土の感染者2万438人、死者425人に!
中国の保健当局、国家衛生健康委員会は4日、新型のコロナウイルスに感染した患者の数が、3日の発表から新たに3235人増えて、2万438人になったと発表した。
また死亡した人も、感染拡大が最も深刻な湖北省で新たに64人増え、合わせて425人となった。
湖北省では、重体の患者も576人に上っているともいわれ、3日から急きょ建設された専門の病院で患者の治療が始まり、およそ1000人の受け入れが可能となりましたが、1日で患者が新たに2000人以上増え、医療体制が追いつかない状況が続いている。
習近平指導部は3日、対応に問題があったことを初めて認め、感染拡大に伴って経済に悪影響が広がり、国民の不満が高まることに危機感を強めている。共産党の最高指導部が対応の不備を認めるのは異例である。
( 2020.2.3 )
● 新型肺炎、米国が中国滞在の外国人入国拒否開始!
米政府は2日、新型コロナウイルスによる肺炎対策として、14日以内に中国本土に滞在歴のある外国人の入国拒否などの規制を開始した。国土安全保障省が発表した。
近親者が米国籍を持つ場合など一部の外国人は対象外。米国民でも、14日以内に感染が広がる湖北省に滞在していれば最大14日間の強制隔離、それ以外の中国本土を訪れていた場合は自宅待機を求める。
米政府は1月31日、新型肺炎について米国の公衆衛生上の緊急事態に当たると宣言し、2月2日から入国規制を実施すると発表していた。
● 新型肺炎、中国本土の感染者1万7200人、死者361人に!
中国の国家衛生健康委員会(NHC)は3日、新型コロナウイルスによる死者が57人増えて361人になったと発表。2002~03年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の中国本土での死者349人を上回る数字となった。感染者も2829人増えて1万7200人超となった。
また、中国・上海の株式市場は3日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延長されていた春節(旧正月、Lunar New Year)の大型連休が明けて取引が再開し、流行の影響への懸念から9%近く急落した。
( 2020.2.2 )
● 新型肺炎、フィリピンで中国本土以外で初の死亡者!
新型コロナウイルス感染により44歳の中国人男性がフィリピンで死亡した。世界保健機関(WHO)が2日発表した。この患者は、感染の震源である中国湖北省武漢市の住民で旅行先のフィリンピンで死亡したという。新型ウイルス感染による中国国外での死亡者は初めてとなる。
WHOによると、死亡した男性はこのウイルスが初めて見つかった中国の武漢からフィリピンに観光で来ていた。フィリピン到着の前に感染していたとみられている。
男性患者は21日に同国に入り、熱やせき、のどの痛みの症状が出て25日に入院し重度の肺炎となっていたという。
フィリピンのフランシスコ・デュケ保健相によると、死亡した男性と一緒にフィリピンに来ていた中国人女性(38)もウイルス検査で陽性となった。この女性はフィリピンで見つかった最初の感染者で、現在は病院で回復しつつある。
● 新型肺炎、中国本土の感染者14,380人、死者304人に!
中国当局の発表によると、2月1日の新感染例は2590件、新たな死者は45人。感染者数と死者数の累計はそれぞれ1万4380人と304人となった。
中国国内での死者数は300人を超え、渡航制限を課す国は増えた。フィリピンとニュージーランドも中国からの渡航者の入国を禁止、オーストラリアのモリソン首相は1日、中国本土から渡航する外国人の入国を禁止すると発表した。
アジアと欧州、中東の航空会社も中国本土便の運航を一時停止。米国、インド、韓国で感染者数は増えている。
米国では中国から帰国したニューヨーク市の男性がコロナウイルスに感染している疑いがある。米ゴールドマン・サックス・グループはウイルスに関する懸念を理由に、5日にニューヨークで開催を予定していた世界パートナー会議をキャンセルした。
また、米アップルは9日まで、中国本土の全店舗や窓口を閉鎖すると発表した。
( 2020.2.1 )
● 新型肺炎、日本国内での感染確認者20人となる!
厚生労働省は1日、政府のチャーター機で武漢市から帰国した邦人の中から、新たに3人の感染が確認されたと発表した。国内で確認された感染者は、これで計20人となった。
発表によると、3人のうち1人は1月29日の第1便で帰国した40歳代の男性で、入国時に発熱とせきの症状があったため医療機関に入院。この時の検査では陰性と判定されていたが、その後、改めて検査したところ、陽性反応が確認された。
他の2人は1月31日の第3便で帰国。1人は40歳代の男性で、帰国後の医師の診察でせきと発熱の症状があったが、もう1人の30歳代の男性は帰国後の診察でも症状はなかった。
● 新型肺炎、韓国で12人目の感染者 日本で感染か!
韓国では1日、新型コロナウイルスの12人目の感染者が確認されました。感染したのは中国人のツアーガイドの男性(49)で、日本に滞在した後、先月19日、韓国に入国したということです。韓国の保健福祉省によると、この男性は日本で感染が確認された人と接触しているということです。
● 新型肺炎、豪州 中国本土から来た外国人を入国拒否に!
オーストラリア政府は1日、同日以降に中国本土から来た外国人の入国を拒否すると発表した。飛行機の乗り継ぎで中国の空港を利用した人も含み、中国を出国した日から14日間は入国させない。新型コロナウイルスの感染者が、湖北省だけでなく中国全土に広がっていることが理由という。
豪州国籍や永住権を持つ人とその近親者、航空会社の乗務員は入国できるが、中国を出た日から14日間は、自宅などで過ごして対外的な接触をしない「自主的な隔離」を求める。
また、国民向けの海外安全情報で1日、中国本土全域を、最も厳しい基準の「渡航しないでください」に格上げした。
また、豪州のカンタス航空は2月9日から3月29日までシドニー―北京、シドニー―上海の便の運航をやめると発表した。シドニー―北京便は2月23日で運航を終了する予定だったが、早める。ニュージーランド航空も2月9日から3月29日までオークランド―上海の便を運航を中止する。
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・ (各国が、中国からの入国者、渡航規制を強化)
中国で発生した新型コロナウイルスが世界各国に広がっている問題で、各国の政府は1月31日、中国からの入国者に対する規制を強化した。一方で中国の感染源と言われる武漢市・当局者は、対応の不手際がウイルスの感染拡大につながったことを認めた。
中国での新型コロナウイルスによる死者は259人、感染者は1万1千人を上っている。中国国外では新たに英国やスウェーデン、ロシアでも感染者が確認され、ウイルスは20以上の国・地域に拡大している。
世界保健機関(WHO)は30日、「国際的な公衆衛生上の緊急事態」を宣言したものの、貿易や渡航の制限は推奨しないと表明。それでも各国は渡航制限を強化した。
米国は自国民に対し中国への渡航自粛を勧告し、中国滞在中の人々に対しては出国を促した。中国はこれに激しく反発し、「善意のしるしではないことは明らか」だと批判した。
シンガポール政府は、ウイルス拡散が「さらに急増」する可能性があるとして、過去2週間に中国を訪問したことがある人の入国や通過を禁止。さらに中国旅券保持者に対する全種類の査証(ビザ)発給を停止した。
モンゴルは2月1日から3月2日まで、中国人を含む外国人に対し、中国からの空路・陸路の両方を通じた入国を禁止する。モンゴル人の中国への渡航も同期間中は禁止される。
ベトナムは、中国人や過去2週間で中国滞在歴がある外国人に対し、新たな観光ビザの発給停止を指示した。一方で日本は英、独などに続き、中国への渡航回避を勧告した。
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● 新型肺炎、米国で「緊急事態宣言」!
米政府は1月31日、新型コロナウイルスによる肺炎について、世界保健機関(WHO)にならい米国の緊急事態を宣言した。国民の健康リスクを低く保つためとし、中国湖北省からの入国者を14日間強制的に隔離する。
(続報)米政府は1月31日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、公衆衛生上の緊急事態を宣言し、過去2週間以内の中国渡航歴がある外国人の入国を一時的に禁止すると発表した。
アレックス・アザー(Alex Azar)米厚生長官は「米国市民の近親と永住者を除き、過去14日間に中国への渡航歴がある外国人は今後、米国への入国を拒否される」と説明。入国禁止令は米東部時間の2月2日午後5時(日本時間3日午前7時)に発効する。
さらに、新型コロナウイルス流行の中心地となっている湖北(Hubei)省から帰国する米国人は隔離施設への14日間の収容が義務化される。
米疾病対策センター(CDC)はこれとは別に、ウイルスの発生地とされる湖北省武漢から退避させられた米国人195人を14日間隔離すると発表した。この措置は連邦レベルの隔離命令を通じて実施されるもので、同命令が感染症の疑い例を対象に発令されたのは1960年代以来という。
● 新型肺炎、中国本土の感染者11,791人、死者259人に!
中国国家衛生健康委員会は1日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染者が2102人、死者が46人増えたと発表、中国本土の感染者は1万1791人、死者は259人となった。中国の感染者は連日千数百人増加し、歯止めの兆しが見えない。
日本政府は1日、新型肺炎を感染症法の「指定感染症」などとするための政令を施行。米政府は1月31日、世界保健機関(WHO)に倣い「公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。
日本は政令施行で患者の強制入院や就業制限が可能になった。同時に14日以内に中国湖北省に滞在歴がある外国人の入国を拒否する措置を始めた。
(参考情報)
外務省ページ
・ 中国における新型コロナウイルスの発生(感染症危険情報レベル2へ)
・ 海外安全情報
厚生労働省ページ
・ 中国新型コロナウイルス関連肺炎の発生について
ウィキペディア(Wikipedia)
・ 2019年-2020年中国武漢における肺炎の流行
・ 国・地域毎の2019年コロナウイルス感染症流行状況