2016/12/23

中国公安省、海外NGOの活動規制強化!


(2016.12.23)

● 中国公安省、海外NGOの活動規制強化、来年1月から新法施行へ


中国公安省は20日、国内で活動する海外の非政府組織(NGO)を対象とした新法が来年1月に施行されるのを前に、法的な助言から男女平等まで、海外のNGOの活動が認められる分野のリストを公表した。

習近平政権は、国家の治安向上を理由に、サイバーセキュリティー法を先月可決したほか、海外のNGOに対する規制も強化している。

社会活動や環境保護団体を含む海外のNGOの中には、不注意に新法に違反する恐れがあると懸念し、解散する組織もある。

公安省によると、法律支援や法務教育などの活動は許されるが、司法省の指導を受ける必要があるという。

気候変動や湿地帯保護など一般的にあまり政治的ではない分野はリストに含まれていたが、「人権」についての言及はなかった。

政府は先月、新法に関して2度にわたり声明を発表。1度目で新法適用に当たりNGOに猶予期間はないと語り、次に資金源の詳細を示す必要があるとつけ加えた。




(2016.08.22)

● 中国、共産党によるNGO管理を強化


 中国国務院(内閣に相当)と共産党の中央弁公庁は21日、国内の非政府組織(NGO)に対し、組織内に共産党委員会の設置を義務化する新たなガイドラインを発表した。

ガイドラインは、社会団体に関与する人物について政治的な思想教育を強化し、党の形成を積極的に支援するように導くとしたほか、NGOの監督は同委員会の日々の業務の中でも優先事項となると指摘した。

また、中国民政省が悪質または違法な行為を行う組織の一掃を担当するとした。

同省は今月に入り、NGOに対する資金源や構成員の報告義務化などを盛り込んだ新規則の草案を公表した。

中国では4月に外国のNGOに対する規制を強化する法案が可決された。西側諸国の政府や人権団体は、この法律がNGOを犯罪の脅威として扱っており、事実上多くの団体を国外追放することになると反発している。







ナイジェリアで中国から密輸の「プラスチック米」押収!


( 2016.12.23 )

● ナイジェリアで中国から密輸の「プラスチック米」102袋を押収!


 12月21日、クリスマスから新年にかけての大型連休を前に、主食のコメの価格が急騰しているナイジェリアの当局は、中国から密輸されたプラスチック製の偽米、計102袋を押収し、容疑者1人を逮捕したと発表した。

 問題の「プラスチック米」を食べるのは人体に有害だと警鐘を鳴らしている。

 ナイジェリアの最大都市・ラゴスの税関幹部によると、この「プラスチック米」は19日にラゴス州イケジャで押収された。 中国から海路でラゴスに密輸されたとみられるという。

 「プラスチック米」が50キロ入った袋には「ベスト・トマト・ライス」との商品名が記載されていたが、製造年月日は明記されていなかった。
 イケジャ地区の税関責任者モハメド・ハルナ氏は、押収した「プラスチック米」を分析した結果について、「炊くと、のり状になった。 人が食べたらどうなるのかは、神のみぞ知ることだ」と話したという。

 ナイジェリアは、主食であるコメの生産増をかかげ、外国産米の輸入を禁じている。 しかし、国内では急速に進むインフレの影響でコメ価格が急騰。 コメ50キロの店頭価格は約2万ナイラ(約7500円)と、1年前の2倍以上に跳ね上がった。

 11月のインフレ率は、高騰する食料価格に押し上げられて18.5%に達し、13か月連続で上昇している。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 プラスチック製の偽米は、以前から中国・国内でも問題になっていた。 アメリカに次ぐ経済大国となった中国だが、食の安全をめぐる問題が後を絶たない。

 食品でも世界最悪の犯罪大国が、GNP世界第2位と自慢げに世界中に汚物・悪臭をまき散らす。









2016/12/15

韓国で「H5N6」型鳥インフルエンザ、再び拡大へ(韓国)


( 2016.12.15 )

● 韓国の「高病原性・鳥インフルエンザ」拡大中(続報)! 


(2016年11月以降の韓国における高病原性鳥インフルエンザ(H5N6亜型)の状況)

2016年12月15日現在
地  名
件 数
合 計
京畿道  
 (40件)
 ・楊州(ヤンジュ)市
3 
 
 ・抱川(ポチョン)市
12 
 
 ・利川(イチョン)市
12 
 
 ・安城(アンソン)市
4 
 
 ・平沢(ピョンテク)市
2 
 
 ・華城(ファソン)市
2 
 
 ・楊平(ヤンピョン)郡
1 
 
 ・驪州(ヨジュ)市
3 
 
 ・龍仁(ヨンイン)市
1 
 
江原道  
 (2件)
 ・鉄原(チョルォン)郡
2 
 
忠清南道  
 (18件)
 ・牙山(アサン)市
8 
 
 ・天安(チョナン)市
10 
 
忠清北道  
 (72件)
 ・陰城(ウムソン)郡
39 
 
 ・清州(チョンジュ)市
6 
 
 ・鎮川(チンチョン)郡
23 
 
 ・槐山(クェサン)郡
3 
 
 ・忠州(チュンジュ)市
1 
 
世宗特別自治市  
 (9件)
全羅北道  
 (9件)
 ・金堤(キムジェ)市
1 
 
 ・井邑(チョンウプ)市
5 
 
 ・高敞(コチャン)郡
1 
 
 ・扶安(プアン)郡
2 
 
全羅南道  
 (7件)
 ・海南(へナム)郡
1 
 
 ・務安(ムアン)郡
1 
 
 ・羅州(ナジュ)市
4 
 
 ・長城(チャンソン)郡
1 
 
合   計
  
(157件)

(家きんの確認件数)
家きんでの確認件数合計
 
(157件)
 ・あひる
84 
 
 ・鶏
71 
 
 ・うずら
2 
 

( 殺処分羽数:278農場 1,231万4千羽 )




( 2016.11.30 )

● 韓国で「高病原性・鳥インフル」拡大=46カ所、200万羽殺処分 


 今年になり、韓国では「H5N6型」・鳥インフルエンザの鳥やアヒルなどの家禽(かきん)類への感染が拡大している。

 韓国では、11月中旬頃より、毒性の強い「H5N6型」の鳥インフルエンザウイルス感染が確認されたことで、関係機関による家禽(かきん)類の殺処分や移動制限といった防疫態勢を強化している。

 11月30日までに韓国全土の農場など46カ所で感染が確認され、これまでに約200万羽の鶏やアヒルが殺処分された。 韓国・農林畜産食品省報道官は、「さらに100万羽を殺処分することになる」と明らかにしている。

 またわが国でも、冬季越冬のためシベリアからの渡り鳥は、朝鮮半島を経由して日本に来ることが多く、過去にも韓国で鳥インフルエンザが流行した後に日本でも感染が確認されていることから、日本政府も国内へのさらなる感染拡大が懸念され、警戒を強めている。



 韓国保健当局は、人への感染は起こっていないと強調。ただ、中国では2014~16年に「H5N6型」ウイルスの感染で6人が死亡している。  世界保健機関(WHO)はこれまで、同型ウイルスの人への感染を警告しつつも、「人から人への継続的感染はない」と指摘しているが、感染した鳥と濃厚な接触を持つことにより、ウイルスが変異することで人にも感染する危険性があり、新型インフルエンザの中には、鳥のインフルエンザ・ウイルスが変異し、人へから人へと感染を拡げ、人類の脅威となった事例が報告されている。









2016/12/13

中国・名物「上海ガニ」の深刻な薬物汚染


( 2016.12.13 )

● 日本産「モクズガニ」を中国人が“爆買い”、背景に上海ガニの深刻な薬物汚染


 中国人が日本の「モクズガニ」目当てに襲来し、爆買いしている。産地の1つ栃木県・那珂川では中国語が飛び交っているという。背景には、かの国に出回る「上海ガニ」の深刻な薬物汚染が…。

 栃木県北部、那須岳を源とし、関東随一の清流と呼ばれる那珂川。その中流域で最近、どういうわけか、やたらと中国語が飛び交っている。

 「彼らの目当ては今が旬のモクズガニです。東京の中華料理店の仕入れ担当の人から一般の人まで、中国系のお客さんが大勢訪れている。5、6キロ買っていく人も珍しくなく、昼過ぎに在庫がなくなってしまうこともしばしばです」

 そう話すのは、モクズガニを扱う地元の水産業者の従業員だ。

 モクズガニとは淡水域にすむ食用のカニで、同じく今が旬の上海ガニ(チュウゴクモクズガニ)と同属異種とされている。この従業員によると味もそっくりで、上海ガニが大好物の中国人にも支持されているという。

 モクズガニの相場は平均的なサイズの個体だと1キロ当たり3000円前後。一方の上海ガニは、「最も有名な産地である江蘇省陽澄湖産のホンモノなら、最低でも1キロ8000円くらいはする。

 さらに日本のお店で食べるとなると、その3~4倍」(ジャーナリストの周来友氏)というから、中国人が日本でモクズガニを爆買いするのもうなずける。

 ちなみに周氏が「ホンモノ」と強調するのは、中国ではニセ上海ガニの横行が問題となっているからだ。陽澄湖の上海ガニの年間漁獲量は2000トン強だが、インターネット上では陽澄湖産をうたう上海ガニが、毎年1万トン以上販売されているという。

 同時に、毒上海ガニも横行している。今年11月、香港の食品衛生当局は、江蘇省の業者らが持ち込んだ上海ガニから基準値を超えるダイオキシンが検出されたとして、約800キログラムを回収している。

 また同月、広東省在住の女性は、上海ガニを食べた直後に体調を崩して病院で検査を受けたところ、骨格筋が融解・壊死(えし)する横紋筋融解症と診断された。心筋障害・筋疾患を示す血中クレアチニンキナーゼの値は、基準値の180倍に達していた。

 ほかにも、中国ではここ2~3年の間に、上海ガニからカドミウムなどの重金属が検出される例が続出している。

 前出の周氏も「私もそうですが、中国ではここ数年は上海ガニを避けるという動きも広がっている」と話す。

 こうして広がる「上海ガニ不信」の一方、故郷の味を忘れられない中国人の間で、日本のモクズガニ人気が密かに広がっているようだ。 








2016/12/10

韓国「食の信頼」まで崩壊?


( 2016.12.10 )

● 有機食品に抗生物質、“硫酸風味”養殖海苔、食材の使い回し


 韓国で牛肉スープのレトルト食品が大問題となっている。有機食品で有名な「こだわりの店」が製造販売していた“高級品”が、「(エサに)抗生物質を使わず育てた牛の骨を使っている」とPRしながら、実は一度スープを取った後のダシガラ、しかも普通に抗生物質入りのエサを与えていた牛の骨を混ぜていたのだ。「看板に偽りあり」の韓国食品に対する信頼度は同国の政権並みに落ちているようだ。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
● 羊頭狗肉

 韓国SBSテレビ(電子版)が今月1日報じたところによると、問題の牛スープを製造販売していたのは、韓国の有名オーガニック食品専門店だ。100%無抗生物質の牛で作ったと誇らしげに表示し「即席韓牛コムタン(コムタンとは牛の骨や内臓を煮たスープ)」として販売していた。ところが、表記は真っ赤な嘘だったという。

 SBSによると、この店ではカルビタンスープを作った後の、いわゆるダシガラとなった骨を再利用し、無抗生物質の牛の骨などと混ぜて製造していたのだ。もちろんダシガラの牛は抗生物質のエサを食べた一般的な韓国牛だった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
● “硫酸風味”の海苔

 今年4月には、のり養殖場で工業用塩酸と硫酸を大量かつ不法に保管していたとして、韓国の木浦警察が、のり養殖業者8人を水産資源管理法違反の疑いで検挙した。

 現地紙の全羅南道新聞(電子版)によると、同署は昨年11月から4月までの間に、青のりに付着している異物を取り除くための塩酸を約1万700リットル(ドラム缶約54本分)と、成長を促進させるための硫酸約2万5340リットル(同約127本分)を押収した。

 硫酸にのりの成長を促進させる効果があるのか否かについては同署は触れていないが、韓国ではそうした“効能”をうたって硫酸を販売する業者が存在し、問題となっている。

 もちろん韓国でも塩酸や硫酸は海に投棄してよいものではないが、そんな物質をのり養殖に多用するのが韓流スタイルのようだ。


 さかのぼれば、2011年12月には同じ全羅南道ののり養殖事業組合が、養殖漁業者向けに販売されている「栄養剤」の分析を専門機関に依頼したところ、硫酸と塩酸が検出されたと韓国内の多くのメディアが報じた。

 今回の8人の検挙を見れば、それから5年経っても塩酸や硫酸が日常的に韓国のりの養殖に使われていた可能性がある。

 安心できないのは食品だけではない。韓国では今年5月、加湿器に使う殺菌剤で1500人以上が死傷する事件が起きたが、9月にはこの殺菌剤に使われていた化学薬品(CMIT/MIT)が歯磨き粉にも含まれていたことが判明した。

 朝鮮日報(電子版)などによると、その数は10社の68種の歯磨き粉にのぼったという。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
● 結婚披露宴から大衆食堂まで、食品の「使い回し」は当たり前

 韓国では食品にまつわる不祥事はとどまることがない。最も問題視されているのは食品の「使い回し」で、一時はそうした不正を追及し暴露するテレビ番組が人気を博した。

 例えば韓国のテレビ局「チャンネルA」の「モッコリ(食べ物)Xファイル」では、結婚式の披露宴で出てくる1人3~5万円程度の高級料理での食材使い回しを紹介。

 「エビやサザエなど一度使用した食品を再利用するのは基本。肉や貝も急速冷凍しリサイクルし、一週間後の別の披露宴で出す」と指摘した。

 このほかにも2012年に韓国テレビ局MBCの「不満ゼロ」が、大衆食堂の人気メニューである骨付き肉のスープ「カムジャタン」を調査したところ、歯形がついていて明らかに誰かがかぶりついた骨付き肉を(おそらくダシとして)常習的に再利用していたことなどを紹介。

 「12カ所のカムジャタンを回収し細菌検査をした結果、11個から大腸菌を検出、3カ所は食中毒菌である黄色ブドウ球菌まで検出された」という。