2020/04/15

世界が中国製品への依存リスクに気付き始めた!


( 2020.04.15 )

● ウイルス対策で生まれる中国製品への依存脱却の可能性!


 中国で中共肺炎が最初に発生した際、中共が世界中からマスクをはじめとする個人防護用品を買い集めたことで、世界規模の医療物資不足が発生しました。その後中共当局は「マスク外交」を展開して欧米諸国に大量のマスクを輸出しましたが、多数の品質不良問題が発生している。

 肺炎の流行の拡大に伴い、中国製品に対する過度の依存がもたらす深刻な結果について、各国が目を向けはじめた。

  中共肺炎の蔓延後の1月、ウイルスが中国から国外に広まらないうちに中国は世界中の防護物資を買い集めました。
 ニューヨークタイムズは、中国は1月から5週間の間にマスク20億枚を輸入したが、これは世界の約二か月半分の生産量に等しいと報じています。これだけでなく、中国は医療用ゴーグルや感染防止用防護服など、その他の防護器材4億セットも輸入しています。

 報道によると、中国は世界でも主要なマスク生産国で、これまでは一日1000万枚のマスクを生産していたが、現在の生産量はその12倍まで増加しています。一部の中国企業は世界中にマスクを供給する準備を整えたと述べています。

 2月末に感染が中国国外に広まり始めた時、各国で防護服やマスクの需要と供給のバランスが崩れたところに、中国のマスク業者が国際市場への参入を開始しました。中共当局はマスク外交の推進に乗じて医療物資の輸出に力を注ぎ、その結果、大量の中国製マスクが続々と世界市場に出回りました。 しかし、大量の中国製検査キットやN95マスクが品質不良で返品されています。

 欧州では複数の国で中国製防疫物資に多数の不良品が混在していることが明らかになりました。オーストラリアでも中国から輸入した低品質のマスクと防護服が発見されました。 中共外交部は中国製マスクの安全性を再三アピールしていますが、国際社会は異なる見方をしています。

 オランダでは、中国製のKN95マスク130万枚を医療機関に投入したところ、多数のクレームが寄せられました。オランダのカタリーナ病院は、「このマスクは『ゴミ』で、市場(しじょう)にはこのようなゴミが多数存在し、現在の危機を利用して儲けようとする人がいる」と発表しています。

  カナダのグローバルニュースは調査の結果、中国製の偽マスクは世界に広まっており、致命的な結果をもたらす可能性があると報じています。

 米国食品医薬品局(FDA)は、受け入れ可能なマスクの規格リストを修正し、中国規格のN95マスクの米国への輸入認可を拒絶しました。

  世界の工場の中国は、肺炎流行の初期段階に企業が生産を停止したため、ウイルスが世界に広まったころには、各国で医薬品や医療物資が不足する事態が現れました。各国はようやく、中国製品への過度な依存がもたらした結果に目を向け始めました。




(米サウスカロライナ大学エイケン校・謝田教授)
 トランプ大統領は、最終的にマスクや多くの医療用品、医療設備などが中共によって押えられており、これらを米国に戻さなかったことに気が付いた、だから非常に立腹した。
 トランプ大統領はすでに国防生産法を適用し、大統領としての権限を使って米国企業に対して、政府の要求に従って国の安全にかかわる製品の生産を行うよう要求した。

 3M社やその他の医療、医薬品、医療設備、製薬会社などに生産拠点を米国内に戻すよう要求している。




 4月2日、アメリカ議会が行ったメディア電話会議で、下院・軍事委員会の共和党トップのマックソン・ベリー議長は、次の会計年度国防権限法は、米軍が長期にわたり中国の医薬品に強く依存してきた問題の解決に着手する可能性があると述べている。


(米国経済学者・ユ・イユウ氏)

 中共肺炎は、生産チェーンの大混乱を招き、各国、特に米国は不安を感じているだろう。ホワイトハウスの記者会見で政府側の政治顧問もこの問題に言及した。
 今すぐに何か手を打てるわけではないが、流行が収束したら米国は、中国で生産される製品、特に一部の国家安全保障や生活医療に関わる製品の中国依存からどうすれば脱却できるかを考え直すだろう。

  中共肺炎の流行によって、多くの国が中国製品に依存し過ぎていたことに気が付いたと考えている。過去、一部の人は確かに盲目的なグローバル化や産業チェーンの外部移転、安価な製品の追求を批判してはいたが、一部の品質安全管理については軽視していた。

 新型コロナウイルス肺炎の発生後、産業チェーン全体が再編成され、欧米諸国や消費者も、やや安心できるのではないだろうか。
 結局のところ、自国で各分野の条件や規則が比較的整った環境で生産される薬品や医療設備のほうが、品質が良いはずだからだ。



 今回の 中共ウイルス肺炎の世界的な流行によって、世界貿易のグローバル化モデルの欠陥が露呈し、そして貿易不均衡問題や特定、単一国家への過剰な依存などの問題が、いずれも産業チェーンの移転を加速させる要素となってきた。